「個室がないと、一人になれなくて息が詰まりそう」——そう感じる方は多いと思います。
私たちは大学生の女性2人で、寝室まで同じ、個室なしのルームシェアをしています。それでも、一人の時間はちゃんとあります。この記事では、私たちが実際にやっている工夫をご紹介します。個室なしのルームシェアを検討している方の不安が、少しでも軽くなればうれしいです。
個室なしのルームシェアで不安になること
個室がないと聞くと、次のような不安を感じる方が多いのではないでしょうか。
- ずっと誰かと一緒にいて、疲れてしまいそう
- 一人になりたい時に、逃げ場がなさそう
- 相手に気を遣いすぎて、気が休まらなさそう
私自身も、暮らし始める前は、こうした不安がありました。でも、実際に暮らしてみると、意外と一人の時間は確保できるものだと感じています。
一人になれるタイミング
相手がアルバイトで、自分が休みの日
一番イメージしやすいのは、相手がアルバイトで自分は休日の場合です。3〜5時間は完全に一人になります。
また、アルバイトの勤務時間がずれることでも、自分の時間ができます。大学生は、それぞれ予定がバラバラなので、意識しなくても一人になれる時間が、自然と生まれます。
朝、いつもより早く起きる
どうしても一人になりたい時は、朝いつもより早く起きて、一人で過ごすこともできます。
意識的に一緒にいようとしなければ、「一人の時間がない!」という事態にはほとんどなりません。「常に一緒にいなきゃ」と思わないことが、大切かもしれません。
同じ空間にいても、自分の時間は作れる
一人の時間というと、「完全に一人になる」ことをイメージしがちです。でも、同じ空間にいても、自分の時間は作れます。
一緒にいても、好きなことはできます。相方はドラマや映画、音楽をヘッドフォンで楽しんでいて、私はゲームをしている、ということがよくあります。同じ部屋にいても、それぞれが別のことをしている状態です。
お互いに干渉せず、それぞれの世界に没頭している時間は、一人でいる時と同じくらい、リラックスできることもあります。
お互いのプライベートを尊重するための声かけ
個室がないからこそ、声かけがとても大切です。私たちは、次のようなことを心がけています。
- 相手が自分の時間を過ごしている時に話しかけたい時は、「今、時間大丈夫?」と確認してから話す
- メンタル的に一人になりたい時は、なりたいほうが相手に一声かけて、寝室にいるようにする
話しかける前に確認するのは、相手の時間を尊重するためです。何かに集中している時に急に話しかけられると、誰でも気持ちが途切れてしまいます。
気を遣いすぎないための考え方
私たちは、自分のメンタル的な問題で、どうしても一人になりたい時もあります。そんな時のために、大切にしている考え方があります。
- 一人になりたいのは、相手が嫌いだからではない
- 一人になりたい時は、遠慮せず、一声かけて伝える
- 相手が一人になりたそうな時は、そっとしておく
「一人になりたい」と言うのは、気が引けることかもしれません。でも、黙って我慢して、ストレスがたまってしまうほうが、関係にとっては良くないと思います。一声かけるだけなら、お互いに気まずくならずに、一人の時間を確保できます。
物件探しの時に確認しておきたいこと
実は、相方は実家に自分の部屋がなく、物件選びの時に「自分の部屋ができたらいいな」と言っていました。
でも、予算や立地で決めた物件は、最初に書いた通り、寝室まで同じ個室なしでした。それでも、うまくやれています。
ただ、物件を探す時には、お互いに「個室」の優先度がどれくらい高いのかを確認しておくのがおすすめです。個室が別々にある物件は、家賃が高くなりやすいので、予算や立地などの条件と、どちらを優先するのかを、事前に話し合っておくと安心です。
こんな人は個室なしでも大丈夫かも
私たちの経験から、個室なしのルームシェアが合いそうな人を考えてみました。
- 一緒にいても、それぞれ別のことをして過ごせる人
- 「一人になりたい」と、相手に一声かけられる人
- お互いの予定が違い、自然と一人の時間ができる人
反対に、常に完全な一人の空間が必要な人は、個室のある物件のほうが向いているかもしれません。
個室なしのルームシェアのメリット
個室がないことは、デメリットばかりではありません。個室なしには、こんなメリットもあります。
- 個室が別々にある物件より、家賃を抑えやすい
- 相手の様子が分かりやすく、体調や気持ちの変化に気づきやすい
- 話したい時に、すぐ話せる
- 生活空間を広く使える
一人になれる時間が少なくなる、というデメリットは、工夫次第でカバーできます。そう考えると、個室なしという選択肢も、悪くないと思います。
一人の時間が足りていないサイン
一人の時間が足りていないと、次のようなサインが出てくることがあります。
- 些細なことで、相手にイライラしてしまう
- なんとなく、疲れがとれない
- 相手といるのが、億劫に感じる
こうしたサインを感じたら、無理せず、早めに一人の時間を作るようにしてください。早起きしてみる、相手の外出中に自分の時間を取る、一声かけて寝室で過ごす。この記事で紹介した方法を、試してみてください。
一人の時間を、どう過ごしているか
一人の時間の過ごし方は、人それぞれです。私はゲームを、相方はドラマや映画、音楽を楽しんでいます。
一人の時間は、何をするかよりも、「誰にも気を遣わずにいられる」ことが大事です。自分がリラックスできる過ごし方を、見つけておくといいと思います。
気を遣いすぎてしまう人へ
個室なしのルームシェアでは、「相手に気を遣いすぎて、疲れてしまいそう」と心配する方も多いと思います。
私たちが意識しているのは、完璧に気を遣おうとしないことです。たとえば、次のようなポイントに絞ると、気持ちが楽になります。
- 話しかける前に、「今、時間大丈夫?」と一声かける
- 一人になりたい時は、遠慮せずに寝室で過ごす
- 相手が自分の時間を過ごしている時は、そっとしておく
これだけでも、お互いのプライベートは、十分に尊重できます。それ以上の気遣いは、しなくてもいいと思っています。相手もきっと、同じように「気を遣いすぎたくない」と思っているはずです。
まとめ
個室がなくても、タイミングと声かけの工夫で、一人の時間は作れます。
相手の予定がずれる時間を活用する、同じ空間でもそれぞれ別のことをして過ごす、一人になりたい時は一声かける。こうした小さな工夫で、気を遣いすぎずに暮らすことができます。
個室がないからこそ、一人の時間を大切にしようという意識が、お互いに生まれる面もあります。これから個室なしのルームシェアを考えている方は、「一人になれないかも」と不安になりすぎず、まずはお互いの一人時間の過ごし方を、話してみてください。


コメント