「ルームシェアは、仲が良ければ揉めない」——そう思う方も多いかもしれません。
私たちは大学生の女性2人で、2年半ルームシェアをしています。大きな喧嘩はありませんが、小さなモヤモヤは、少なからずありました。この記事では、実際にあったモヤモヤと、解消するために心がけていることをご紹介します。
これからルームシェアを始める方や、今まさに小さなモヤモヤを抱えている方に、少しでも参考になればうれしいです。
ルームシェアは「常に同じ他人と暮らす」こと
ルームシェアは、言ってしまえば、常に同じ他人と暮らすことです。
どれだけ仲が良くても、育ってきた環境も、価値観も、生活習慣も違う二人です。2年半も一緒に住んでいれば、気まずくなる場面が出てくるのは、自然なことだと思います。
大切なのは、「気まずくならないようにすること」ではなく、「気まずくなった時に、どう向き合うか」です。
実際にあった小さなモヤモヤ
私たちの間にあったのは、次の3つです。
- 料理の分担について
- 清潔感について
- メイクの時間と家事のバランスについて
どれも、大きな喧嘩になるようなことではありません。でも、放っておくと、少しずつ気持ちが積もってしまうようなことでした。
それぞれ、どう解消したか
料理の分担
料理の分担については、私の負担が大きくなって、相方にお願いしづらい状況になっていたことで、モヤモヤが生まれていました。
負担が偏ると、「頼みにくい」という気持ちが強くなって、余計に一人で抱え込んでしまいます。こちらの記事で紹介している分担方法にしてからは、問題なくうまくいっています。
清潔感
清潔感については、私自身が面倒くさがりで、物を捨てられなかったり、お風呂を面倒がったりすることに、相方がモヤモヤしていました。
物を捨てることは、まだ改善の途中です。お風呂は、自主的に入るようになってきました。
自分では気づきにくい部分ですが、同じ空間で暮らしている以上、相手にとっても他人事ではありません。指摘してもらえたことで、自分の習慣を見直すきっかけになりました。
メイクの時間と家事のバランス
メイクの時間と家事のバランスについては、私がしなければならない家事を行なっている時に、相方はメイクをしていて、私がメイクできる時間が極端に短くなってしまう、ということにモヤモヤしていました。
今は、二人で家事をしてからメイクをしています。同じタイミングで身支度をする時に、どちらかが家事をして、どちらかが先に準備をする、という状態を避けることで、解消しました。
モヤモヤを溜めないために心がけていること
どの問題にも当てはまることなのですが、モヤモヤが大きくなる前に、モヤモヤが言語化できるようになった時点で、相手に伝えるように心がけています。
「なんとなく嫌だな」の段階では、うまく伝えられないこともあります。そんな時は、無理に伝えようとせず、自分の中で「何が嫌なのか」を整理する時間を取ります。言葉にできたら、そのタイミングで伝える、というイメージです。
大切なのは、モヤモヤしたら我慢する、ではなく、どうして相手がそういう行動をとっているのか冷静に考えながら、相手に伝えて、一緒に悩むことです。
伝える時のポイント
伝え方で気をつけたいことを、まとめます。
- 相手を責めるのではなく、「私はこう感じている」と伝える
- 相手の行動には、何か理由があるかもしれないと考える
- 一方的に解決を求めず、「どうしたらいいかな?」と一緒に考える
- 気持ちが高ぶっている時は、少し時間を置いてから話す
相手を変えようとするのではなく、二人でどうすれば暮らしやすくなるかを考える、というスタンスが大切です。
気まずさは、悪いサインではない
モヤモヤや気まずさがあると、「私たちの関係、うまくいっていないのかな」と不安になるかもしれません。でも、私はそうは思いません。
モヤモヤを感じるのは、相手と真剣に向き合って暮らしているからです。そして、モヤモヤを伝え合えるのは、お互いを信頼しているからです。小さなモヤモヤを、その都度話し合って解消していくことは、関係を深めることにもつながると感じています。
モヤモヤが生まれやすいシチュエーション
私たちの経験や、ルームシェアでよく聞く話から、モヤモヤが生まれやすいシチュエーションを挙げてみます。
- 家事の分担が、いつの間にか偏ってきた時
- 身支度や生活の時間が被って、お互いに待たされる時
- 相手の生活習慣が、気になり始めた時
- 疲れていたり、忙しかったりして、心に余裕がない時
こうした時は、小さなことでも、モヤモヤが大きくなりやすいです。自分の状態も、あわせて振り返ってみるといいと思います。
言いづらい時の切り出し方
モヤモヤを伝えたいけれど、どう切り出せばいいか分からない時は、次のような言い方がおすすめです。
- 「ちょっと相談したいことがあるんだけど、今いいかな?」
- 「責めたいわけじゃないんだけど、こう感じることがあって…」
- 「こうしたいと思うところがあるんだけど、どう思う?」
最初に「責めたいわけではない」と伝えるだけでも、相手は身構えずに話を聞きやすくなります。いきなり本題に入らず、話しやすい空気を作るのがコツです。
話しても、すぐに解決しない時は
話し合っても、すぐに解決できないこともあります。そんな時は、無理に結論を出そうとせず、次のことを試してみてください。
- 一度、時間を置く
- 二人で、少しずつ試せる案から試してみる
- 「今は、これで様子を見よう」と、期限を決めて試してみる
私たちも、物を捨てることは、まだ改善の途中です。すぐに完璧に解決することよりも、「一緒に向き合っている」という姿勢が、大切なのだと思います。
モヤモヤを、一人で抱え込まないために
相手に直接伝えるのが難しい時は、信頼できる友人や家族に話を聞いてもらうのも、一つの方法です。話しているうちに、自分が何にモヤモヤしているのか、整理できることもあります。
そのうえで、相手に伝える時は、「〇〇が嫌だった」ではなく、「〇〇の時に、こう感じた」と、自分の気持ちを中心に伝えると、相手も受け止めやすくなります。
もし、二人だけの話し合いでは、どうしても解決しないと感じた時は、無理に我慢を続けず、第三者に相談することも考えてみてください。
まとめ
ルームシェアは、言ってしまえば、常に同じ他人と暮らすことです。でも、暮らしに同じ責任を持っている人でもあります。それを覚えておけば、小さなモヤモヤも、乗り越えやすくなります。
モヤモヤが大きくなる前に、言葉にできた時点で相手に伝える。我慢せず、相手の気持ちも考えながら、一緒に悩む。この2つを心がけるだけでも、気まずさは、ずっと軽くなるはずです。
ルームシェアを続けていくうえで、モヤモヤをゼロにすることは難しいかもしれません。でも、モヤモヤが出た時に、二人で向き合える関係でいることは、できると思います。
苦手な家事の話し合い方についてはこちらの記事でも紹介しています。


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